【Eichendorfの詩 25】Der Morgen (朝というもの)
【原文】
Der Morgen
Fliegt der erste Morgenstrahl
Durch das stille Nebeltal,
Rauscht erwachend Wald und Hügel:
Wer da fliegen kann, nimmt Flügel!
Und sein Huetlein in die Luft
Wirft der Mensch vor Lust und ruft:
Hat Gesang doch auch noch Schwingen,
Nun, so will ich fröhlich singen!
hinaus, o Mensch, weit in die Welt,
Bangt dir das Herz in krankem Mut;
Nichts ist so trüb in Nacht gestellt,
Der Morgen leicht macht's wieder gut.
【散文訳】
朝というもの
最初の、朝の光が飛ぶ
静かな霧の谷を通って
さわさわと目覚めるのは、森と丘
そうやって飛べる者は、翼をとるのだ!
そして、帽子を空気の中へと
その者は、悦びの気持ちから投げ入れて、そして、叫ぶのだ
歌が実際もっと生命に溢れて振れるのならば
さて、そうなれば、わたしは陽気に歌うことにしよう!
外へ、おお、何と言うことだ、遥かに世界の中へ
お前の心臓は、病的な勇気で不安になっている
何ものも、それほど曇らされて、夜におかれているものは無い
朝というものは、簡単に、またそれをよきものに変じるのだ。
【解釈と鑑賞】
朝の持つ力を歌った詩です。
しかし、このように歌ってはいても、やはり、夜の力にも魅力を感じるアイヒェンドルフである筈だと、わたしは思います。
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