Die rote Schubkarre(手押し車):第10週 by William Carlos Williams(1883 - 1963)
【原文】
Die rote Schubkarre
so viel hängt ab
von
einer roten Schub-
karre
glaenzend von Regen-
wasser
bei den weissen
Huehnern
【散文訳】
赤い手押し車
かくもたくさんのものが
ひとつの手押し車
から
垂れ下がっている
雨の
水のために、輝いて
白い雌鶏たちの傍で
【解釈と鑑賞】
この詩人のWikipediaです。
アメリカの詩の歴史に名を残した詩人です。
Shubkarre、手押し車と訳しましたが、これは日本語の世界では、ネコと動物の名前で呼ばれているものです。一輪車で、土方仕事に使うものです。
何故わたしがそんな特殊な呼称を知っているかというと、学生のときに土方のアルバイトをしたことがあるからです。
ネコの赤い色、雨の水の透明な色、そして、雌鶏の白い色、これらの色彩が、この短い詩の中で、美しい色の配色になっています。それも、雨の後の。
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