Gesellschaftsregel(宴会の決まり):第45週 by Theognis von Megara(紀元前6世紀後半)
【原文】
Nötige nie beim Fest den Gast ungern zu
verweilen, Noch auch mahn ihn zu gehen, eh es
ihm selber gefällt. Auch wenn einer der Zecher
vielleicht, vom Weine gepanzert, Sanft in den
Schlummer verfiel, wecke den Schläger nicht auf;
Noch verweise, bevor er es wünscht, aufs Lager
den Muntren; Denn im tiefesten Gemuet aergert uns
jeglicher Zwang. Aber dem Durstigen sei stets
nah mit dem Kruge der Mundschenk;
Nicht allnächtlich, wie heut, ist ihm
zu schwärmen vergönnt.
【散文訳】
宴席では、客を不承不承に留まらせるようなことをしてはならないし、
客が自分でそう思う前に、帰るように警告してはならない。たとえ
大酒飲みの一人が、ひょとしたら、酒の鎧を着て、そっと眠り込んでしまったとしても、この無作法者を起こしてはならない
ましてや、目覚めている者を、自分でそれを望まぬ前に、寝床へ行けと指し示してはならない。とういうのは、最も深い心地よさの中では
どんな衝動でも、わたしたちを怒らせるからである。しかし、喉の渇いている者には、常に、
酌人が、壺と一緒にその者のそばに控えさせるがよい
今日ではそうであるように、毎晩ではないが、喉の渇いている者には
幸いにも、夢見る機会が与えられるべきなのだ。
【解釈と鑑賞】
この詩人のWikipediaがあります。
紀元前6世紀後半に生きた古代ギリシャの詩人(男性)です。
ニーチェが、ポォルタの高校を卒業するときの卒業論文に、この詩人を論じていることが書かれております。
この古代ギリシャの詩人の詩も、社交の決まりを教える教訓詩ということなのでしょう。
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