【西東詩集55】 Der Prophet spricht(預言者が話をする)
【原文】
AERGERTS jemand dass es Gott gefallen
Mahomet zu gönnen Schutz und Glück,
An den staerksten Balken seiner Hallen
Da befestig' er den derben Strick,
Knüpfe sich daran! das hält und trägt;
Er wird fühlen dass sein Zorn sich legt.
【散文訳】
誰かが怒って言うことには、マホメットに守護と幸福を
恵むことが、神の気に入ったのだというが、
神の大広間の最も強い梁に
マホメットは、堅くて頑丈な綱をしっかりと結わえるのだ、
自分自身をそこに繋ぐがいい!それはよく持ち、そして堪える。
マホメットは、その者の怒りが横たわる(鎮まる)のを感じることになる。
【解釈】
預言者がこのように言うのであれば、マホメットとはそのような人なのでしょう。
怒っている誰かとは誰なのか。そのようなものでも、マホメットのそのような行いを知れば、怒りが収まり、マホメットはそれを感ずることになる。自然にそうなるということなのでしょう。それも、神のはかりごとであるかも知れません。
このような人生を送りたいものです。
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