【西東詩集70】 Hatem1
【原文】
Der Sultan konnt es, er vermaehlte
Das allerschönste Weltenpaar,
Um zu bezeichnen Auserwwaehlte,
Die Tapfersten der treuen Schar.
Auch sei’s ein Bild von unsrer Wonne!
Schon seh ich wieder mich und dich,
Du nennst mich, Liebchen, deine Sonne,
Komm, suesser Mond, umklammre mich!
【散文訳】
スルタン(トルコ皇帝)には、それが出来た、彼は婚姻をなさしめた
最も美しき一対の、宇宙(世界)の男女を
選ばれし者と呼び、表すために
即ち、忠実な軍隊の中で最も勇敢なる者達を
それが、わたしたちの大歓喜の像であれかし!
既に、わたしは再び、わたしとお前を見てゐる
お前は、わたしを、愛する者よ、お前の太陽と呼んでゐる
来るがいい、甘い月よ、わたしを搔き抱いておくれ
【解釈と鑑賞】
これが、ここでHatemと題されて詠まれる長い歌の最初の連です。以後Hatemの後に番号を振つて続けます。
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