【Eichendorfの詩 34-2】Wandersprueche (旅の箴言)
【原文】
Wandersprueche
2
Herz, in deinen sonnenhellen
Tagen halt nicht karg zurück!
Allwaerts froehliche Gesellen
Trifft der frohe und sein Glück.
Sinkt der Stern: alleine wandern
Magst du bis ans End der Welt―
Bau du nur auf keinen andern
Als auf Gott, der Treue hält.
【散文訳】
心臓(こころ)よ、お前の太陽の明るさの
日々の中に、留まっているなどというケチなことはするな!
至る所で、陽気な仲間に
陽気な者は出会い、そしてその幸せも。
星辰が沈む:孤独なものたちが旅をして遍歴する。
お前は、この世の涯まで行きたいのか
誠実を守る神以外の上のだれの上にも基礎をおいて、
建築してはならない。
【解釈と鑑賞】
この詩は、全部で7つの詩からなる詩篇の二つ目の詩です。
この世の涯まで行きたいのか?
行ってみたいものです。
わたしの好きなドイツの庭園に、シュヴェッツィンゲンの宮殿の庭園の一画があります。その庭園は、Ende der Welt、世界の終わり、世界の涯という名前の庭園で、実際に植物のトンネルのずっと向こうの奥に世界の涯の景色を見る事ができます。
これは、バロック様式の庭園ですが、アイヒェンドルフには、バロックの感覚が生きているということなのでしょう。
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