【原文】
Wieder will der Lenz
sich nahen,
Der die Voegel
all erfreut;
Es entbrennt
ein Liederstreit,
Dass sie würdig
ihn empfahlen.
Mit den Schwingen
soll der Saar
Winken nun
dem lauen Winde;
Heute ward ich
an der Linde
Neuen Laubes
schon gewahr.
【散文訳】
再び、春が
近づいてきたいといっている
鳥たちをみな喜ばせる春が
鳥たちの歌合戦が
燃え立ち
鳥たちは、ふさわしく
春を迎い容れる
翼を以って
アアル河は
今や、合図をせずにはいられない
純粋な風に向かって
今日、わたしは
菩提樹のそばで
新しい葉群に
既に気づいたのだ。
【解釈と鑑賞】
この詩人の、Wikipediaです。オランダの詩人です。
Wikipedia:http://nl.wikipedia.org/wiki/Hendrik_van_Veldeke
この詩人は中世の、そうしてこの写真をWikipediaで見ると、騎士であったのでしょう。冒頭の、ヨーロッパの中世らしいその絵をご覧ください。
また、銅像のこの詩人です。

ヨーロッパの中世らしい、質朴で、単純で、いい詩です。
アアル河は、スイスを流れる河です。
アアル河の小鳥たちも鳴き騒ぐ季節となったのでしょう。
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