2014年6月28日土曜日

【Eichendorfの詩72】Tafellied(食卓歌) 3: 3. Zum Abschied(別れに際して)


Eichendorfの詩72Tafellied(食卓歌) 3

    3. Zum Abschied(別れに際して)

【原文】

Horch! die Stunde hat geschlagen,
Und ein Schiffer steht am Bord,
Grüßt noch einmal, und es tragen
Ihn die Wellen rauschend fort.

Sturm wühlt, und die Zeiten bäumen
Sehnsüchtig sich himmelan,
Hoch in solcher Wellen Schäumen
Segle, kuehner Steuermann!

Und den letzten Becher, Brüder,
Eh wir hier verlassen stehen,
Und den letzten Klang der Lieder
Auf ein freudig Wiedersehen!


【散文訳】

静かに聞け!、時の鐘が鳴った
そして、ひとりの船乗りが甲板に立っている
もう一度挨拶をせよ、そして
船乗りを、波がさやけき音立てて運んで行く。

嵐が逆巻き、そして時間が樹木のように立ち上がる
憧れて、天に向って
高く、そのような波の泡の中に
帆を掛けて進めよ、勇敢な操舵士よ!

そして、最後の杯を、兄弟達よ、
我々が、ここに取り残される前に
そして、歌々の最後の響きを
喜ばしき再会を期して!


【解釈と鑑賞】

この詩のまとまりの3つ目の詩です。

この通りの詩ではないでせうか。





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