【Eichendorfの詩 45-2】Anklaenge (和音)
【原文】
Anklaenge
2
Ach! wie ist es doch gekommen,
Dass die ferne Waldespracht
So mein ganzes Herz genommen,
Mich um alle Ruh gebracht!
Wenn von drüben Lieder wehen,
Waldhorn gar nicht enden will,
Weiss ich nicht, wie mir geschehen,
Und im Herzen bet ich still.
Könnt ich zu dem Wäldern flüchten,
Mit dem Gruen in frischer Lust
Mich zum Himmelsglanz aufrichten -
Stark und frei waer da die Brust!
Hörnerklang und Lieder kämen
Nicht so schwerlich an mein Herz,
Fröhlich wollt ich Abschied nehmen,
Zoeg auf ewig waelderwaerts.
【散文訳】
和音
2
ああ、遠くの森の荘厳が
かくもわたしの心臓全体を掴み
わたしをすべての平安を奪うとは
それはどうやって起こったのだろうか。
向こうから歌が(風のように)吹いて来るならば
森の笛は全く終わるつもりがないならば
わたしにはそれがどのように起きているのか、わからないのだ
そして、こころの中で、わたしは静かに祈るのだ。
わたしが森へと逃げることができるならば
新鮮な喜びの中で、緑と一緒に
天の輝きで元気を取り戻すことができるならば
胸は、強く、そして自由であるだろう。
角笛の響きと歌が
そのように重くはなく、わたしの胸にやって来るならば
楽しく、わたしは別れたいものだ。
永遠に森の方角へと行くことだろう。
【解釈と鑑賞】
第1連の森の荘厳とは、いつもこの詩人が森を考えるときの荘厳、森は荘厳であり、壮麗な何ものかなのです。
この詩を読みますと、森とは詩人の再生と蘇生の場所であり、この世と別れても憧れる世界だと思われます。
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