Das Ende der Kunst(芸術の終わり):第34週 by Reiner Kunze(1933 - )
【原文】
Das Ende der Kunst
Du darfst nicht, sagte die eule zum auerhahn,
du darfst nicht die sonne besingen
Die sonne ist nicht wichtig
Der auerhahn nahm
die sonne aus seinem gedicht
Du bist ein künstler,
sagte die eule zum auerhahn
Und es war schoen finster
【散文訳】
芸術の終わり
君はそうしちゃあいけない、とフクロウがライチョウに言った
君は太陽を歌ってはいけない
太陽は重要なものではないよ
ライチョウは
太陽を自分の詩の中からとった
君は芸術家だね
とフクロウはライチョウにいった
そして、美しい闇だった。
【解釈と鑑賞】
この詩人のWikipediaです。東ドイツの詩人です。
太陽を詩から省いたから闇になったのかどうか。因果関係ははっきりしておりませんが、寓意のある詩でもあるかと思います。
芸術家は闇に生きるものだということでしょうか。それは、それで正しいことだと思います。
しかし、題名は芸術の終焉です。太陽をとったら、闇になり、芸術は終わりになる、という反対の意味かも知れません。
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