2013年7月6日土曜日

【Eichendorfの詩 34-7】Wandersprueche (旅の箴言)


【Eichendorfの詩 34-7】Wandersprueche (旅の箴言) 

【原文】

Wandersprueche

       7

Der Wandrer, von der Heimat weit,
Wenn rings die Gruende schweigen,
Der Schiffer in Meereseinsamkeit,
Wenn die Stern aus den Fluten steigen:

Die beiden schauern und lesen
In stiller Nacht,
Was sie nicht gedacht,
Da es noch fröhlicher Tag gewesen.


【散文訳】

旅人は、故郷から遠くいる
周囲で、土地という土地が沈黙しているならば
船乗りは、海の孤独の中にいる
星が、上げ潮(満潮)の中から昇って来るならば

即ち、

二人は見、そして読む
静かな夜の中で
二人が思わなかったことを
それは、まだ楽しい日であったからという理由で。


【解釈と鑑賞】

この詩は、全部で7つの詩からなる詩篇の最後の詩です。

陸を行く旅人と、海を行く船乗りと。それぞれの特性、特徴を歌っています。

そうして、第2連では、それが何を意味するのかを、更に、歌います。

ここまで訳して来て、やっとこのアイヒェンドルフの詩集の10%を訳したに過ぎません。

しかし、この調子で続けたいと思います。





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