【Eichendorfの詩 62】Chor der Schmiede(鍛冶屋の合唱)
【原文】
Bist zum kuenft’gen Holmgang
Nun gehaemmert, Nordmann!
Schlängelt sich im todkampf
Glutrot einst dein Schwertblitz―
Sehr weint da die Heldbraut―
Denk! der Waffenmeister
Hämmert, singet! Ist’s auch
Ungereimt, so klappt’s doch!
【散文訳】
お前は、将来の孤島の決闘になるまで
こうして、鎚(つち)で叩かれ、鍛えられているのだ、北の男よ!
死の闘いの中で、うねって巻き付くのだ
お前の剣の閃光が、いつかは灼熱の赤色となって
すると、英雄の花嫁は大泣きをする
考えよ、武器の名人よ
鎚(つち)で叩き、歌を歌へ!たとえ
韻律が合わなくとも、ちゃんと鳴り響くさ!
【解釈と鑑賞】
Intermezzo(間奏曲)という題のもとに、この詩がおかれています。
Holmgang(孤島の決闘)については、次のWikipediaの説明があります。
もともとは、スエーデンの風習で、争議の決着をつけるための決闘のことであり、それが島で行われるというものでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿