Was es alles gibt(存在する全てのもの):第4週 by Robert Gernhardt(1937- 2006)
【原文】
Was es alles gibt
Da gibt es die, die schlagen
Da gibt es die, die rennen
Da git es die, die brennen
Da gibt es die, die wegsehen
Da gibt es die, die hinsehen
Da gibt es die, die mahnen:
Wer hinsieht, muss auch hingehn
Da gibt es die, die wissen
Da gibt es die, die fragen
Da gibt es die, die warnen:
Wer fragt, wird selbst geschlagen
Da gibt es die, die reden
Da gibt es die, die schweigen
Da gibt es die, die handeln:
Was wir sind, wird sich zeigen.
【散文訳】
存在する全てのもの
そこに、打擲する人々がいる
そこに、走る人々がいる
そこに、燃える人々がいる
そこに、目をそらす人々がいる
そこに、警告する人々がいる
向こうを見遣る者は、実際向こうに行かなければならない
そこに、知っている人々がいる
そこに、質問する人々がいる
そこに、警告を発する人々がいる
質問する者は、自ら打擲される。
そこに、議論する人々がいる
そこに、沈黙する人々がいる
そこに、行為する人々がいる
わたしたちであるものは、姿を必ず現す。
【解釈と鑑賞】
この詩人のWikipediaです。
ロベルト・ゲルンハート(Robert Gernhardt, 1937年12月13日 ドルパート - 2006年6月30日 フランクフルト)は、ドイツの作家・詩人・風刺画家である。エストニア出身。筆名としてリュッツェル・イェーマン(Lützel Jeman)などの名前を使った。 シュトゥットガルトやベルリンで絵画を学び、F・K・ヴェヒター(F. K. Waechter)やF・W・ベルンシュタイン(F. W. Bernstein=フリッツ・ヴァイグレ)と共に雑誌「パードン」の編集者を務めた、とあります。
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