2013年4月6日土曜日

Das Paradies(天国):第16週 by Emily Dickinson(1830 - 1886)





Das Paradies(天国):第16週 by Emily Dickinson(1830 -  1886)


【原文】

Das Paradies

Ich wohne in der Möglichkeit−
Und nicht im Prosahaus–
An Fenstern reich und heller−
Mit Türen - ein und aus -

Mit Zimmern hoch wie Zedern−
Von keinem Blick durchschaut−
Als ewges Dach der Himmel−
Die Giebel drueber baut−


Besuch - der allerschönste -
Beschäftigung - nur Dies -
Ich spreiz die schmalen Hände weit
Und fass das Paradies.



【散文訳】

天国

わたしは、可能性の中に住んでいる
そして、散文の家の中に住んでいるのではない
窓辺は、豊かで、より明るく
扉は、出たり入ったりしている

部屋部屋は、高く、ヒマラヤ杉のようで
誰の視線にも透視されない
永遠の屋根としてある天
天の上にある破風屋根が建てるのは

訪問―最高の訪問
仕事―ただこれだけ―
わたしは、細い両の手を向こうへと開げて伸ばす
そして、天国をつかまえる。


【解釈と鑑賞】


この詩人のWikipediaです。



アメリカの有名な詩人です。


第3連の訪問と訳した言葉は、来客と訳すことも可能です。こちらが訪問するのか、それとも来客を迎える訪問なのか。

第1連に、散文の家に住んでいないと言っていますので、これは、詩文の世界のことを歌った詩だということになるでしょう。

この詩人の、詩の形象(イメージ)を歌った詩だということになります。

原文ドイツ語に詩の題名がありませんでしたので、この詩の最後の言葉をとって、題名としました。


追記:
花谷紫月さんのご指摘により、この詩人の原詩(英文)のある場所がわかりましたので、リンクを明示します。原詩と比較をして、読まれるのも一興かと思います。

http://en.wikisource.org/wiki/I_dwell_in_Possibility_%E2%80%94

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