Abendseufzer(夕方の溜息):第27週
by Jarno Pennanen (1906 - 1969)
【原文】
Einen Ameisen-Schritt
Tat ich heut auf dem Pfad meiner Seele,
Eine Fichtennadel schleppte ich hinter mir her,
Eine Blattlaus war meine Beute.
Aber mein Tag war von Arbeit und Dank erfuellt.
【散文訳】
蟻の一歩の歩みを
今日、わたしは、わたしの魂の小径で、歩んだ
一本の唐檜(とうひ)松の針の葉を、わたしは
後ろ手に引きずって来た
油虫が、わたしの獲物であった
しかし、わたしの一日は、労働と感謝に満たされていた
【解釈】
このひとは、フィンランドの詩人です。
フィンランド語のWikipediaがあります。
http://fi.wikipedia.org/wiki/Jarno_Pennanen
註釈も解釈も不要の、よい詩だと思います。
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