Hart Craneの論文を読んでいるせいか、Elton Johnのこの歌を思い出す。
そう思って考えてみれば、Brickとは陽物であるからして、Brick Roadとは既に男色の道という意味である。
Hart Craneの詩の中に色の形容詞を探したが、yellowは無かった。この色にElton Johnなどどういう意味を持たせたのか。
Goodbyeも、男色詩人が使うときには意味がありそうだ。Hart Craneもある詩の中でこの言葉を用いている。
Hart Craneを読みながら、このようなことを考えてみよう。
男色詩人の詩の世界は、実にassociation、連想、概念連鎖が豊かです。幾重にも掛けられる意味の世界。何故人間はこういうことに惹かれるのだろうか。
これが宇宙のありかただからだろうな、というのが、このごろのわたしの感想です。
一つの詩文は、そのままで宇宙の構造が現れていると思う。
(どのように?どうやって?なぜ?)
(しかし、このようなことが何故amoralやimmoralなことになるのであろうか。(それは、すべて主体と客体の関係の問題だ。))
インターネットの世界でこの歌の原詞と和訳を見つけたので転載します。
いい歌だと思います。
When are you gonna come down?
When are you going to land?
I should have stayed on the farm,
I should have listened to my old man.
いつになったら離れるつもり?
いつになったら落ち着くんだい?
僕はあのまま農場にいるべきだったんだ
おやじの言うことを聞いとけばよかった
You know you can't hold me forever,
I didn't sign up with you.
I'm not a present for your friends to open,
This boy's too young to be singing the blues.
僕をずっとつなぎ止めておくのは無理な話
契約書にサインしたわけじゃなし
僕は友達のための贈り物じゃあないからね
子供の僕がブルースを歌うのは十年早いな
So Goodbye Yellow Brick Road,
Where the dogs of society howl.
You can't plant me in your penthouse,
I'm going back to my plough.
だから、さよなら黄色いレンガ道
「上流」のやつらが遠吠えする街よ
ペントハウスなぞに根を生やす気はない
僕は僕の大地に戻るんだ
Back to the howling old owl in the woods,
Hunting the horny back toad.
Oh I've finally decided my future lies
Beyond the yellow brick road.
もう一度、森で鳴く、懐かしい梟のもとへ
イボ蛙を捕りに行こう
ああ、やっと決心できた。僕の明日は
黄色いレンガ道の彼方にあるんだ
What do you think you'll do then?
I bet that'll shoot down your plane.
It'll take you a couple of vodka and tonics
To set you on your feet again.
それでこれからどうする気?
君の飛行機は撃ち落とされること請け合い
また元気に立ち直るまでには
ウォッカ・トニックが何杯必要かな?
Maybe you'll get a replacement,
There's plenty like me to be found.
Mongrels, who ain't got a penny
Sniffing for tit-bits like you on the ground.
僕の替りは、そりゃあ、いるかもね
探せば僕みたいのはいっぱいいるだろうし
地べたでくんくん、君みたいなご馳走を
嗅ぎ回ってる一文無しの雑種の犬どもがね
So Goodbye Yellow Brick Road,
Where the dogs of society howl.
You can't plant me in your penthouse,
I'm going back to my plough.
だから、さよなら黄色いレンガ道
「上流」のやつらが遠吠えする街よ
ペントハウスなんかに根を生やす気はない
やるべき仕事に戻るんだ
Back to the howling old owl in the woods,
Hunting the horny back toad.
Oh I've finally decided my future lies
Beyond the yellow brick road.
もう一度、森で鳴く懐かしい梟のもとへ
イボ蛙を捕りに行こう
ああ、やっと決心できた。僕の明日は
黄色いレンガ道の彼方にあるんだ
(http://www.asahi-net.or.jp/~rj5y-okr/zz/worx/yellow.html)
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