Die Eklipse by Eiya Iwata (1952 - )第52週
【原文】
Oh, die Dunkelzeit, die Finsternis, die Eklipse, heute Abend
Das Spiegel, das so dunkel sein darf und
das mich so verschluckt, gerade wo
wir eine Feier haben. Das Fest,
Das musikalisch gefeiert wird, gerade wenn
Ich Dir zuhöre, hier, wo
Du die Geige spielst.
Das Spiegel spiegelt sich ewig wieder
In der Dunkelheit, in mir, wo ich mich beruhen darf.
Im Spiegel spiegelt sich die Dunkelheit wieder
In der Ewigkeit klar.
Bin ich hier endlich gerettet?
【散文訳】
皆既月食
ああ、闇の時間よ、闇よ、皆既月食よ、今宵の
鏡よ、かくも暗くあることをゆるされていて、そして
我が身を飲み込む、丁度その場所
わたしたちが祝祭している場所で。祝祭よ、
楽の音が鳴り祝福される、丁度その時
わたしがお前に耳傾ける、ここ、
お前がヴァイオリンを演奏するここで。
鏡は永遠に鏡に映って映し合う
暗闇の中、即ち、わたしの中で
わたしが憩うことのゆるされる、わたしの中で。
鏡の中で、暗闇は、互いに鏡に映って映し合う
永遠の中で、清澄に。
わたしは遂にこの場所で救済されているのだろうか?
【解釈】
自分の詩を解釈することは、むつかしいものである。
追伸:
Facebookのドイツ語好きの友達の呼びかけに応じて、今日の皆既月食をテーマに、生まれて初めてドイツ語で詩を書きましたので、ご披露します。
いつもは他の詩人たちの詩ばかりですが、今日は自分で、原文、散文訳、解釈とつけてみませう。
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